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陸上養殖セミナーのお知らせ(施設見学付き)

社長@スイケンです。

半年ぶりのブログ更新になります。
閉鎖循環式陸上養殖について、あまりに記事がないので多分失敗したと思った人も多かったと思います。

去年の10月以降、アワビの稚貝を20万個以上収容し、採苗した種苗の飼育も合わせて実践的な飼育を継続しています。この半年間、色々なことがありすぎて、何を書いたら良いやら・・・。
海水イオンバランスの調整に失敗して大量死を招く事故もあり、かなりへこんだ時もありましたが、完全閉鎖循環での課題はかなり明確になりました。どう解決すればよいのか、その目途も立ちました。
あとは、資金ですね。研究開発ってやっぱり膨大なお金がかかります。助成事業に採択されていなかったらこんな課題も見えてこなかったのかもしれません。

ともかく、6次産業化を目指した陸上養殖事業はこれからです!
これからが正念場ですが、計画だけは盛りだくさんです。種苗生産も自前の施設を目指します。選抜育種でスーパーアワビを作ります。
他の魚種も検討を始めています。

ところで、また陸上養殖セミナーをやります。
今度は弊社の施設見学つきです。
↓↓↓
http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC140485.php

見学の都合で20名様限定となっておりますので、お早めにどうぞ。
講師割引もあります。お申し込みは主催会社にお願いいたしますが、こちらからのご紹介で割引が適用できますので、弊社HPお問合せフォームからご連絡いただいても構いません。

よろしくお願い申し上げます。






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怖い養殖の自然災害

社長@スイケンです。

10/4付でこんな記事が出ていました。
「台風18号で養殖ウニ100万個死ぬ 北海道・浜中の沼」

これは北海道浜中町にある散布(ちりっぷ)という地区にある散布漁協が行っているウニの海中養殖の被害についての記事です。
以前、散布のウニ養殖については見学させていただいた時の状況をこのブログでも紹介させていただきました。
http://taiyousuiken.blog122.fc2.com/blog-date-201212.html

あの時の見学がきっかけで昆布を調達させていただくことになり、我々のアワビ養殖とは切っても切れない散布漁協さん。
台風被害などとは縁遠いと思っていた北海道でまさかの自然災害。心からお悔やみ申し上げるとともに、対策を考えられるのであれば何らかのお力添えができればと思っております。是非立ち直って頂きたい。

しかし、養殖における自然災害は怖いです。一瞬で全滅することがままあります。台風被害は「波」だけではないんですね。湾内などでは大雨による「淡水化」被害というのは珍しくありません。
密集地帯では赤潮、青潮。水質悪化も進み、温暖化による日本の亜熱帯化で海上での養殖環境は日に日に厳しくなってきています。

すべての魚種が陸上養殖に対応できるだけの技術開発も、環境もまだまだ整っていませんが、水産物の生産方法に多様性を持たせるため、少しでも多くの魚種が陸上養殖によって市場に供給されるようになっていく必要があります。
正直、壁は高いです。しかし、必ず乗り越えてみせます。



アワビ陸上養殖 採卵・採苗プレ試験

社長@スイケンです。

台風が過ぎた後はめっきり秋の空気ですね。朝晩は寒いくらいです。
16日は埼玉も暴風域に入りましたが、この辺は大した被害もなく良かったです。

気圧の急激な低下に伴って、もしかしたらアワビが噴射するかもしれない!と思い、急遽採卵・採苗の試験をやってみることにしました。
採苗に必要な珪藻板もある程度準備できてるし、親貝は先月愛媛の和丸水産さんのご協力によりすでに調達済みなので、生殖腺の発達したものをいくつか選んで噴射を試みました。
噴射?動画をリンクさせますので、ご覧になればわかります。

和丸さん自慢の瀬戸アワビは立派なエゾアワビ。肥満度も高く、活きの良いモノです。
親貝 オス メス
天然条件では産卵にはまだ時期が早いですが、特に生殖腺が張っているものを選んで人工ふ化に挑戦です。

親貝を容器に分けて干出刺激の後にUV海水でさらにシゲキ・・・。
噴射は予定時刻よりも2~3時間ほど遅れましたが、ついに噴射!
取り分け 放精 放卵
メスは勢いのあるものが1匹だけでしたが、まあそこそこ噴いてくれました。オスはバンバン噴出して海水は真っ白に。この様子は動画の方がわかりやすいので、興味のある方はこちらの噴射動画をどうぞ。
オス噴射動画
メス噴射動画

台風の中、粘って作業した甲斐がありました。精子をよく洗って(左)、受精卵がこちら(中央)。一時間もすると第一卵割が始まります(右)。昔、高校の生物でカエルの発生の勉強をしましたが、卵割を直に見るのは初めてで、なんかスゲー。ナマ細胞分裂。
洗卵 卵 第一卵割

これが翌日には卵割が終わって、幼生として動き出します。丸い体に繊毛が見えています。肉眼で見ても容器の中で泳いでいるのがわかります(老眼が始まった私にはちょっとつらいですが)。本当に老眼て嫌ですよね。私は40台半ばにして自分で書く字がぼやけます。おまけに軽い乱視も混ざって、うす暗いとホントに近くが見えなくてイライラします。絵が飛び出してくる本で目の運動とかやっても、おんなじ絵ばっかり見てても飽きるし、結局老眼鏡だよりです。老眼の話はどうでもいいですね。
幼生
まっくろくろすけに似ています。

幼生泳ぐ
見えますか?小さい青っぽい粒々が幼生です。

これが翌日になると・・・
べリンジャー
べリンジャー幼生に移行していました。わずかな時間にこれだけ変態していくというのは見事というか、すごいですね。こんなに早い人生じゃあっという間に老眼になりますね。
べリンジャーが繊毛を動かす動画はこちら。
べリンジャー動画

あと1日くらいたつと付着機能のある器官が発達してきてどこかに付着するようになります。
採苗板の用意はばっちり!板も大分珪藻類で茶色くなってきました。板はアワビに舐め舐めさせたし、コッコネイスも増えてきました。
採苗板 コッコネイス



バッチリ定着してくれるといいなー。試験がうまくいったら、親貝の生殖腺が発達してくる10月下旬ごろに本チャンの採卵・採苗です。


●大洋水研ホームページへ >>>http://www.taiyousuiken.co.jp

●ご質問はこちら。お問合せフォーム >>>>>








アワビ陸上養殖施設の稼働が始まりました。

社長@スイケンです

6月から始まった施設の建設もようやく一段落し、すでに施設の稼働が始まりました。
生物濾過の立ち上がりに時間がかかるのでアワビ種苗の収容はもうちょっと先になりますが、採苗のための珪藻培養を始めています。採卵するための親貝の収容はすでに済んでおり、キモがパンパンの親貝もいくらかいます。
あとは安定した相の珪藻が生育すれば、プレ採卵試験に移行します。

完成した施設はこんな感じ。
130913_ろ過
ろ過設備

130913_飼育
種苗飼育エリア

130913_saibyou.jpg
採苗エリア

来年の今頃、収容した種苗が大きく育ち、卵から孵した種苗が中間種苗まで順調に育つことを祈ります。
飼育密度、餌の種類、水温、水質、設備の構造等々、検証すべき項目は山積みですが、完全閉鎖循環式陸上養殖でアワビの完全養殖を成功させてみせます。


ところで、またセミナーのお知らせです。
来る10/18(金)に㈱技術情報センター様の主催で陸上養殖に関するセミナーを行います。今回は畏れ多くも東京海洋大の竹内先生と二人で一日コースです。竹内先生はもう10年以上前から閉鎖循環式の飼育に関する提唱を訴えてきた方で、私もお世話になっております。
是非ともご参加ください。
例によって講師割の申込書がありますので、アップしておきます。
↓一万円安くなります。
130913_tirasi.jpg 130913_mousikomi.jpg
ちょっと見にくいですかね。
URLはこちらです。
http://www.tic-co.com/seminar/20131003.html
弊社HPに問い合わせ頂いても構いません。割引で受講できるよう主催会社に連絡します。

以上、よろしくお願い申し上げます。

●大洋水研ホームページへ >>>http://www.taiyousuiken.co.jp

●ご質問はこちら。お問合せフォーム >>>>>




明日からシーフードショー出展です。

社長@水研です。

今年も毎年恒例の「ジャパン・インターナショナル・シーフードショー・東京」に出展します。
アワビ高密度飼育の縦式カゴも展示してます。

大した展示物はないのですが、換水不要の閉鎖循環式陸上養殖について興味のある方、ぜひこの機会にディスカッションしましょう。弊社の目指す事業モデルもパネルにして展示しています。
無題

また、最終日の8/23(金)にはこれまた恒例、出展社セミナーを開催します。
詳細はこちら↓
http://www.exhibitiontech.com/seafood/tokyo_seminar.html

去年はおかげさまで定員締切になりましたが、今年はまだ大丈夫みたいです。
最新の研究開発の成果や、今まで以上に具体的な事業モデルの解説など盛り込んで解説します。ぜひともお越しください。

アワビの陸上養殖工場は…
90%くらいまで出来上がってきました!今月中には試運転に漕ぎ付けられるでしょう。
工場
いよいよもうすぐですね。工事と展示会が重なってくるくるパーですが、暑さにめげず頑張ります。


●大洋水研ホームページへ >>>http://www.taiyousuiken.co.jp

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大洋水研

Author:大洋水研
閉鎖循環式陸上養殖に関する記事を中心に、特にアワビの陸上養殖に関しては実践レポートを余すところなくお届け致します!
陸上養殖技術に興味のある方、陸上養殖ビジネスを本格的に立ち上げようと検討されている方、どしどしコメントしてください。

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