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高周波焼入機の冷却水障害

さささん@suikenです。大変お久しぶりです。
ここの所、現場が込んでいまして更新を怠っておりました。すみません。

工場現場では、配管や水槽が錆やスケール、泥などで詰まったり穴があいて水が漏れたりと水のトラブルが絶えません。これがただ泥が詰まって掃除したり、穴が開いて更新したりであればまぁ大した事ではないのですが、何千万円もする生産機械の中でこれが起こってしまったら・・・考えたら相当大きなリスクを背負っているのです。

最近当社が取り組んでいるのは高周波焼入機の化学洗浄。
トラックや重機などの絶対に壊れてはいけない重要部分の鉄の強度を増す為に「焼入れ」という加工をするのですが、これを火を使わずに高電圧の電磁波を使って行う加工機械です。

高周波焼入機は、電気を高圧にするトランスと高周波の波形を整えるコンデンサ、それに製品に高周波を当てる為のコイル、部品を運んで加工部に据え付けるロボット部で構成されます。
その中の至る所に高電圧がかかり熱を発生し、熱が蓄積すると電気部品が焼けてしまいます。
なので、そこには細いチューブやホースが張り巡らされています。

ここに先に記したような泥やスケールが入って詰まれば冷却障害がおき、万が一穴が開けば水が機械の中に入り、漏電して停止してしまうばかりか周辺の部品を濡らしてダメにしてしまいます。
ひとたびトラブルが起きれば多額の復旧費用がかかるばかりでなく、生産に直結した機械なので全体の生産計画にも大きな影響を及ぼしてしまいます。

この様な大きなリスクの未然防止の為に、今、弊社では、高周波焼入機メーカーさんとタイ・アップして定期的な洗浄や性能診断の普及に取り組んでいます。

具体的には機械の中をばらして冷却水系統別にホースを仮設し、洗浄剤を循環して少しずつ錆やスケールを溶解除去していきます。詰まりの激しい部分はコンプレッサーで少しずつエアを吹き込みながら復旧します。
冷却水流量を洗浄前後で測定し、流量が復旧した事を確認して終了します。

本当は「詰まる前の洗浄」が基本なので定期化が望ましく、水処理によって「詰まらない水質」にすれば更に理想的です。洗浄の結果を踏まえて、お客様ごとにどのような方法が最も安価でメリットがあるか考えていきます。

リスクの高い高周波焼入機の洗浄は、部品調達や、内部の仕組み、運転方法など充分な情報を元に行われるべきで、いくら洗浄の心得があると言っても過信は禁物。
機械メーカーさんやユーザー様の協力が得られて初めて安心できる保全を実現できるのです。


●大洋水研ホームページへ >>>http://www.taiyousuiken.co.jp

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