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アワビ無換水閉鎖循環式陸上養殖試験が半年経過

社長のスイケンです。

水を換えずにどこまでアワビが飼えるか?ということにチャレンジしているのではありません。
無換水は当たり前、水質は最高の状態に維持しつつ、閉鎖循環の一番のメリットとも言える一定の環境(水温、病原菌など外的要因によって影響を受けない環境)で採算の取れる成長性を示すのかどうか?この検証をしているのです。

試験開始より半年が経過、今日で195日目です!

殻長、重量は順調に伸びてはおりますが、かねてから申し上げるとおり、肥満度の低さがどうにも引っかかっております。1月の個体測定では先月よりもさらに肥満度が下がってしまいました。
成長

要因はいくつかあると思われますが、最近一番気になっていたのが給餌量と摂餌量の比率。
要するに食べ残しが日に日に多くなってきているのです。特に大きい方の処理区が…。
ひどい時は2/3も食べ残すことがあり、お母さんとしてはがっかりなのよ。
給餌

残餌と糞の掃除は毎日やっていましたが、もしかしてこれはストレス??と思って二日分を与えて二日間放置する方式に変えてみました。
アワビにしてみたらじっとしているときにいきなりシェルターをひっくり返されたり、夜這いずり回っているところでいきなり明るくされたり。迷惑千万だったのかもしれません。
で、やっぱり良かれと思ってやっていた毎日のお世話が実はあわびには迷惑だったようです。
1日平均の残餌量は50%程ダウンし、摂餌量が大幅アップしたのでした(グラフの最後のところがちょこっと尻上がり)。

これは~、太るかも。
太ってほしい。太ってください。
ただし、3日間放置は絶対にやめた方でいいですね。残餌は2日放置でもけっこう香しいかほりをお放ちになっています。くせーっす。

70mm処理区(処理区1)では9センチを超える個体が出始めました。
9センチとなると結構立派ですよね。旅館の一人付けにはちょっと大きいくらいです。
半年間でよく育ってくれました。
もう水の心配は何もないです。特に手のかかることもありませんし。

無換水の閉鎖循環式陸上養殖は絶対に可能です。
水質維持のための換水は不要です。
海水の調達で二の足を踏んでいる方は是非トライしてください。

注)海水を一滴も使わないのか?答えはNOです。
蒸発分の真水補給はあります。これは当たり前として、残渣を除去するとき、どういうやり方にせよ、若干の海水はどうしてもロストします。経験上月間で保有水量の1%程度と考えておけば良いでしょう。
ただし、これは「換水」ではありません。

斃死率は80%以上をキープしています。
斃死

今年の夏までに平均10センチ、130gくらいには育てたいです。


大洋水研ホームページへ >>>http://www.taiyousuiken.co.jp

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Author:大洋水研
閉鎖循環式陸上養殖に関する記事を中心に、特にアワビの陸上養殖に関しては実践レポートを余すところなくお届け致します!
陸上養殖技術に興味のある方、陸上養殖ビジネスを本格的に立ち上げようと検討されている方、どしどしコメントしてください。

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