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アワビ陸上養殖 採卵・採苗プレ試験

社長@スイケンです。

台風が過ぎた後はめっきり秋の空気ですね。朝晩は寒いくらいです。
16日は埼玉も暴風域に入りましたが、この辺は大した被害もなく良かったです。

気圧の急激な低下に伴って、もしかしたらアワビが噴射するかもしれない!と思い、急遽採卵・採苗の試験をやってみることにしました。
採苗に必要な珪藻板もある程度準備できてるし、親貝は先月愛媛の和丸水産さんのご協力によりすでに調達済みなので、生殖腺の発達したものをいくつか選んで噴射を試みました。
噴射?動画をリンクさせますので、ご覧になればわかります。

和丸さん自慢の瀬戸アワビは立派なエゾアワビ。肥満度も高く、活きの良いモノです。
親貝 オス メス
天然条件では産卵にはまだ時期が早いですが、特に生殖腺が張っているものを選んで人工ふ化に挑戦です。

親貝を容器に分けて干出刺激の後にUV海水でさらにシゲキ・・・。
噴射は予定時刻よりも2~3時間ほど遅れましたが、ついに噴射!
取り分け 放精 放卵
メスは勢いのあるものが1匹だけでしたが、まあそこそこ噴いてくれました。オスはバンバン噴出して海水は真っ白に。この様子は動画の方がわかりやすいので、興味のある方はこちらの噴射動画をどうぞ。
オス噴射動画
メス噴射動画

台風の中、粘って作業した甲斐がありました。精子をよく洗って(左)、受精卵がこちら(中央)。一時間もすると第一卵割が始まります(右)。昔、高校の生物でカエルの発生の勉強をしましたが、卵割を直に見るのは初めてで、なんかスゲー。ナマ細胞分裂。
洗卵 卵 第一卵割

これが翌日には卵割が終わって、幼生として動き出します。丸い体に繊毛が見えています。肉眼で見ても容器の中で泳いでいるのがわかります(老眼が始まった私にはちょっとつらいですが)。本当に老眼て嫌ですよね。私は40台半ばにして自分で書く字がぼやけます。おまけに軽い乱視も混ざって、うす暗いとホントに近くが見えなくてイライラします。絵が飛び出してくる本で目の運動とかやっても、おんなじ絵ばっかり見てても飽きるし、結局老眼鏡だよりです。老眼の話はどうでもいいですね。
幼生
まっくろくろすけに似ています。

幼生泳ぐ
見えますか?小さい青っぽい粒々が幼生です。

これが翌日になると・・・
べリンジャー
べリンジャー幼生に移行していました。わずかな時間にこれだけ変態していくというのは見事というか、すごいですね。こんなに早い人生じゃあっという間に老眼になりますね。
べリンジャーが繊毛を動かす動画はこちら。
べリンジャー動画

あと1日くらいたつと付着機能のある器官が発達してきてどこかに付着するようになります。
採苗板の用意はばっちり!板も大分珪藻類で茶色くなってきました。板はアワビに舐め舐めさせたし、コッコネイスも増えてきました。
採苗板 コッコネイス



バッチリ定着してくれるといいなー。試験がうまくいったら、親貝の生殖腺が発達してくる10月下旬ごろに本チャンの採卵・採苗です。


●大洋水研ホームページへ >>>http://www.taiyousuiken.co.jp

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閉鎖循環式陸上養殖に関する記事を中心に、特にアワビの陸上養殖に関しては実践レポートを余すところなくお届け致します!
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